制作ノート:日詰さんへの作家インタビューに同行しました。

「竹の星籠」バンブーストック・フェスティバル(「めぐるりアート静岡」2016年)(東静岡)
撮影:石川綾子

アーティストの日詰明男さんは、学生時代に建築を学び、独学で幾何学をはじめました。
幾何学の中でも、特に黄金比を用いて、造形や音楽で表現活動を行っています。

2016年のめぐるりアート静岡では、「黄金比と竹の実験都市」を建設、黄金比のペンローズ・タイルにのっとり五角形の区画を描き、そこに竹のテントを設置しました。そして「バンブーストック・フェスティバル」を開催し、多くの方にご来場いただきました。

今回は、およそ8メートルの高さの巨大な竹の星籠、《Giant Bamboo Star Cage》がヒロバで公開制作されます。

竹の星籠の模型(上の写真)などを前に、自身のこれまでの制作やこれからの制作について、インタビューに答えてもらいました。
作品を見た来場者が「なんだ、これは」と、興味をもってもらえることを期待して制作をされているそうです。私たちが知らないうちに享受している、黄金比の構造の美しさ、その芸術性に目を向けるきっかけになるかもしれません。

日詰さんの公開制作とアーティストトークは、東静岡アート&スポーツ/ヒロバで以下の日時で行われます。

皆さまのご来場をお待ちしています。

公開制作:10/18(日)、19(月)10:00~16:00
アーティストトーク:11/1(日)13:00~13:40