めぐるりアート静岡

まち ひと とき、むすぶ
2017年10月17日(火)〜11月5日(日) ※ヒロバのみ10月14日(土)から
2017年10月17日(火)〜11月5日(日) ※ヒロバのみ10月14日(土)から
岩野勝人、千葉広一、小笠原圭吾、池島康輔、遠藤美香、奈木和彦、渡辺真也
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ、静岡県立美術館、静岡市美術館(※10月21日(土)・22(日)を除く)、中勘助文学記念館、村上開明堂七間町第2ビル

主催:静岡大学、静岡県立美術館、静岡市美術館、静岡市、(公財)静岡市文化振興財団

協賛:村上開明堂

協力:株式会社CSA不動産

問合せ:静岡大学教育学部美術教育講座(漆畑雅子)
Tel. 054-237-9540(月ー木 9:00ー16:00)
Mail. urushibata.masako@shizuoka.ac.jp

Copyright © Megururi Art Shizuoka., All rights reserved.
めぐるりアート静岡とは?

「めぐるりアート静岡」は、静岡市内のさまざまな場所を会場に、今を生きるアートを紹介する展覧会です。静岡大学を中心に4年前から始まりました。静岡から芸術を発信する場の創出を目指しています。5回目となる今年のテーマは、「まち ひと とき、むすぶ」です。静岡のさまざまな地をめぐりながら、それぞれの方法でアートのありかたを問いなおす7人の多様な表現に出合うことで、見慣れたまちが違って見えるかもしれません。

池島康輔 《死肉貪獣》 2014
WATARU YONEDA
岩野勝人
《MENTAL CHAIR Ⅸ》
1995-2015
小笠原圭吾
《pop dot project》 2017
奈木和彦《キカ》 2014
遠藤美香 《芝生》 2013
千葉広一 《風は いつでも 吹いていた》 2013
渡辺真也 《哀史奄美》 2017

イベント情報

アーティストトーク

参加無料・申込不要
2017年10月14日(土)東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
13:00 〜 13:30 小笠原圭吾
14:00 〜 14:30 岩野勝人
15:00 〜 15:30 千葉広一
2017年10月21日(土)静岡県立美術館
13:00 〜 13:50 池島康輔
2017年10月22日(日)
中勘助文学記念館
14:00 〜 14:50 奈木和彦
村上開明堂七間町第2ビル
17:00 〜 17:50 渡辺真也
2017年11月5日(日)静岡市美術館
14:00 〜 14:30 遠藤美香
重要なお知らせ

「めぐるりアート静岡」東静岡アート&スポーツ/ヒロバ会場の会期を延長します

好評につき、東静岡アート&スポーツ/ヒロバ会場のみ11月12日(日)まで延長します。
※他会場の会期は、当初どおり11月5日(日)まで

開場時間

コンテナ・アートベース
10:00~17:00
車掌車ギャラリー
10:00~21:00

会期延長期間中(11/7~11/12)の「めぐるりスタンプラリー」について

  • 東静岡会場分スタンプは延長期間中も押印できます。
  • 「めぐるりアート静岡 特製バッグ」との引き換えは、延長期間中は「コンテナ・アートベース」で行います。
    ※静岡県立美術館、静岡市美術館、中勘助文学記念館での引き換えは11月5日(日)まで

めぐるりスタンプラリー

会期中、会場5ヶ所すべてのスタンプを集めた方、先着100名に「めぐるりアート静岡 特製バック」をプレゼントいたします!

※静岡県立美術館、静岡市美術館、中勘助文学記念館の会場にて引き換えができます。

小笠原圭吾ワークショップ

作って、交換、カラフルりんご!

「つながり」をテーマとするアーティスト、小笠原圭吾さんを講師に招き、ペットボトルを用いて展覧会を彩る「りんご」を作ります。ちょっぴり変わった「りんご狩り」も行います。

場所
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
日時
2017年10月14日(土) 13:00〜16:00 
※雨天翌日順延(翌日も雨の場合は中止)
対象者
子供から大人まで(小学生以下は保護者同伴)
定員
30名(先着順)※汚れても良い服装でお越し下さい。
申込・問合せ
静岡大学教育学部美術教育講座(漆畑)
Mail:urushibata.masako@shizuoka.ac.jp
Fax:054-237-9540(月〜木 9:00〜16:00)
締切:2017年10月5日(木) 16:00まで
岩野勝人ワークショップ

キリンの模様をつけよう!

アートの秘密基地「コンテナ・アートベース」のシンボル、 高さ5mのキリンの模様をみんなで描きます。

場所
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
日時
2017年10月15日(日) 13:00〜16:00 
※雨天決行
対象者
子供から大人まで(小学生以下は保護者同伴)
定員
20名(先着順)※汚れても良い服装でお越し下さい。
申込・問合せ
静岡大学教育学部美術教育講座(漆畑)
Mail:urushibata.masako@shizuoka.ac.jp
Fax:054-237-9540(月〜木 9:00〜16:00)
締切:2017年10月5日(木) 16:00まで

公開制作「コンテナ溶断!」

コンテナの壁を溶断して扉を作ります。(見学可)

日時:2017年10月21日(土)、22日(日) 13:00~16:00 ※雨天順延

まちかどコンサート

韓国芸能の伝統と今をむすぶ

伝統芸術「サムルノリ」と韓国エンターテイメントの競演

場所
村上開明堂七間町第2ビル
日時
2017年10月20日(金) 19:00〜20:00(開場 18:30)
出演団体
釜山芸術団/サムルノリ、First/歌・ダンス・バンド
定員・申込
60名(先着順。当日直接会場へ)
問合せ
(公財)静岡市文化振興財団
Tel. 054-255-4746(平日 8:30〜17:30)
池島康輔ワークショップ

発泡スチロールで生き物の彫刻を作ろう!

出展作家で彫刻家の池島康輔さんを講師にむかえ、発泡スチロールを素材にした彫刻作品を作ります。

場所
静岡県立美術館実技室
日時
2017年11月19日(日) 10:00〜16:00
対象者
小学生から大人まで(小学生以下は保護者同伴)
定員
10名程度 ※汚れても良い服装でお越し下さい。
申込
10月中旬より県立美術館ウェブサイトまたは館内配架のチラシにてお知らせします。

ありえだなお ライブペインティング

ヒロバに立てたボードに、ありえだなおが挑みます。

場所
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
日時
2017年9月23日(土)、24日(日)、30日(土)、10月1日(日)、14日(土)、15日(日)
雨天順延 9:30〜16:30

アーティスト・会場案内

参加アーティスト

東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

岩野 勝人

プロフィール

岩野勝人人型の座れる彫刻「メンタル・チェア」でおなじみの岩野勝人が、今年は旧国鉄貨物駅跡のヒロバに「コンテナ・アートベース」を登場させる。すでに春には、40フィートのコンテナが設置され、地元大学生が壁面を七色にペイント。秋にはもう一台、高さ5mのキリン(!)が“住む”コンテナが登場し、“アートの秘密基地”が始動する。

岩野 勝人 《コンテナ・アートベース》 2017
岩野 勝人 《コンテナ・アートベース》 2017
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

岩野 勝人

彫刻家/京都府在住
1961年
徳島県三好郡三加茂町(現 東みよし町)生まれ
1988年
京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻 卒業
1990年 
京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
2008年 
「IWANO MASAHITO 現代アートによる徳島再見」(徳島県立近代美術館/徳島)
2012年 
隠岐しおさい芸術祭2012「様々な作家による、隠岐・西ノ島」(島根県隠岐郡西ノ島/島根)
2014年 
「Erosion/Transfiguration-侵蝕と変容の先の関係性へ-」(瑞雲庵/京都)
2016年 
「めぐるりアート静岡 ~ちょっと、ざわざわ、しに行く~」(静岡市美術館/静岡)
2016年 
「めぐるりアート静岡 ~記憶をめぐる 記憶をつくる~」
(東静岡アート&スポーツ/ヒロバ/静岡)
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

千葉 広一

プロフィール

千葉広一の作品は優しく親しみやすい。私たちのさりげない心の動きが、控えめに、しかし鮮やかに提示されている。小さな素描をノートから切り抜き、日常にからませ、カメラで写し言葉を重ねる。今回は、自らの車掌車ギャラリーの中にもう一つのヒロバ、「東静岡駅東駅」の駅前を紡ぎだす。時を超え記憶のかけらが結ばれる。

千葉 広一 《国鉄ヨ5000形/車掌車ギャラリー》 車体製造1952
千葉 広一 《国鉄ヨ5000形/車掌車ギャラリー》 車体製造1952
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

千葉 広一

美術家/静岡市在住
1967年
埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ
1992年
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2012年
個展「いつか・どこか・きっと」(ギャラリーsensenci/静岡)
2012年
「MAX A5 2012」(KONTORS Galleri/デンマーク)
2013年
「写真新世紀2013」佳作(東京都写真美術館/東京)
2014年〜2016年
静岡新聞日曜版に詩人平田俊子のエッセイ挿画として作品連載(全88回)
2016年
「めぐるりアート静岡 ~記憶をめぐる 記憶をつくる~」
(旧マッケンジー住宅、東静岡アート&スポーツ/ヒロバ/静岡)
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

小笠原 圭吾

プロフィール

陶のりんごを作り配布する、小笠原の《pop dot project》は、参加者のささやかな行いによって大きな物語を紡ぐ。それは、私たちの関係性や身体感覚への彫刻的なアプローチであり、手にした「りんご」はあなたに寄り添い、旅をし、時空を超えて誰かと繋がってゆく。東静岡から生まれる新たな物語が楽しみだ。

小笠原 圭吾 《Mt.FUJI put on POP》 2013
小笠原 圭吾 《Mt.FUJI put on POP》 2013
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

小笠原 圭吾

美術家/埼玉県在住
1985年 
浜松市生まれ
2009年
東京造形大学 美術学科 彫刻専攻 卒業
2014年 
個展「pop dot project」(3331 Arts Chiyoda/東京) 
2015年 
TRANS ARTS TOKYO 2015(五十一八通り/東京)  
2016年 
EAT! “Enjoy Art and Table”(表参道スパイラル/東京)
2017年 
POP DOT APPLE(ビクトリアポリテクニック大学/メルボルン)
静岡県立美術館

池島 康輔

プロフィール

池島康輔は、西洋的な人体解釈を踏まえながら、仏像などに用いられてきた一木造りの技法で、人体や生き物の木彫を制作している。近年は、子どもの頃から慣れ親しんできた遠州地方の祭りの屋台彫刻の制作にもたずさわり、近代以降、時代に取り残されてしまった技術を身体化しながら、現代の「彫刻」を模索している。

池島 康輔 《木花咲耶姫》 2016
池島 康輔 《木花咲耶姫》 2016
静岡県立美術館

池島 康輔

彫刻家/浜松市在住
1983年
浜松市生まれ
2008年
多摩美術大学美術学部彫刻学科 卒業
2010年
東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
2012年
個展「因縁」(成山画廊/東京)
2014年
個展「泡沫夢幻」(成山画廊/東京)
2016年
「彫刻―気概と意外」(東京藝術大学大学美術館陳列館/東京)
2016年
個展「Cerasus」(成山画廊/東京)
静岡市美術館

遠藤 美香

プロフィール

遠藤美香は、等身大を超えるベニヤ板をひたすら彫刻刀で彫り、墨一色で刷り上げた巨大な木版画を制作している。その手数の多い画面は、一作彫りあげるのに2、3か月から半年かかる。画面に多く登場する少女の姿は、作家本人と思しいが、そのことに特に意味はないという。“彫ること”への一途な思いが伝わってくる。

遠藤 美香 《新聞》 2013
遠藤 美香 《新聞》 2013
静岡市美術館

遠藤 美香

版画家/浜松市在住
1984年
浜松市生まれ
2007年
日本大学芸術学部美術学科版画専攻 卒業
2009年
愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画・版画領域 修了
2009年
第1回青木繁記念大賞西日本美術展 石橋財団石橋美術館賞(石橋美術館/久留米)
2011年
シェル美術賞2011 本江邦夫審査員奨励賞(ヒルサイドフォーラム/東京)
2014年
第2回国際木版画会議 特別企画展
「木版ぞめき-日本でなにが起こったか-」 (東京藝術大学大学美術館/東京)
2016年
FACE展2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展 グランプリ
(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
中勘助文学記念館

奈木 和彦

プロフィール

生家の裏庭にあった古井戸が奈木和彦の「銀の匙」であった。幼いこどもは蓋の隙間から小さな石を落とす。数秒たって音が響く。そのことに不思議な高揚を感じていたという。美術家、奈木は、「使われなくなった井戸」を随所に見出す。それらはそれぞれの物性と時間と空間をもち、さりげない行為によって自ら開き、「響く」。

奈木 和彦 《なみあいvol.77》 2016
奈木 和彦 《なみあいvol.77》 2016
中勘助文学記念館

奈木 和彦

美術家/藤枝市在住
1970年
島田市生まれ
1996年
東京学芸大学芸術課程美術専攻絵画選修 卒業
2012年
「Shizuoka Bremen Art Project」
(Galerie der Hochschule für Künste Bremen/ドイツ)
2014年
「静岡アートドキュメント」(萬象寺/静岡)
2016年
「樂土の森 現代美術展」(樂土舎/静岡)
2017年
個展「なみあい新作展」(Gallery Art Kageyama 2F/静岡)
村上開明堂七間町第2ビル

渡辺 真也

プロフィール

ニューヨークにてキュレーターとしてキャリアをスタートさせ、先ごろ5年半住んでいたベルリンから故郷沼津へと拠点を移した渡辺真也。「NATION」とは何かを美術展を通して解き明かそうとしていた彼は、その探求のステップとして自らビデオカメラを片手に創作の世界に挑み出した。今、アーティスト渡辺が眼差しを向ける先は奄美である。

渡辺 真也 《哀史奄美》 2017
渡辺 真也 《哀史奄美》 2017
村上開明堂七間町第2ビル

渡辺 真也

映像作家/沼津市在住
1980年
沼津市生まれ
2004年
ニューヨーク大学大学院シュタイナート教育学部修士課程 修了
2017年
国立ベルリン芸術大学造形学部
社会経済コミュニケーション学科博士課程 修了
2015年
映像作品「ユーラシアを探して」
2016年
映画「Soul Odyssey - ユーラシアを探して」

会場情報

静岡県立美術館

  • 池島 康輔

静岡県立美術館

〒422-8002 静岡市駿河区谷田53-2

Tel:054-263-5755

開館時間:10:00〜17:30
休館日:月曜日
※駐車場あり

JR「草薙駅」から、しずてつジャストライン「県立美術館行き」で約6分

静鉄「県立美術館前駅」から徒歩約15分、
または、しずてつジャストラインで3分

東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

  • 岩野 勝人
  • 千葉 広一
  • 小笠原 圭吾

東静岡
アート&スポーツ/ヒロバ

JR東静岡駅北口すぐ ※駐車場あり(有料)

静岡市観光交流文化局文化振興課
Tel:054-221-1044(8:30〜17:15 平日のみ)

コンテナ・車掌車 開場時間:10:00〜17:00
休場日:月曜日

静岡市美術館

  • 遠藤 美香

※10月21日(土)・22(日)は
観覧できません。

静岡市美術館 多目的室

※10月21日(土)・22(日)は観覧できません。

〒420-0852 静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3F

Tel:054-273-1515

開館時間:10:00〜19:00
休館日:月曜日

JR静岡駅北口より徒歩3分

村上開明堂七間町第2ビル

  • 渡辺 真也

村上開明堂七間町第2ビル

〒420-0035 静岡市葵区七間町7-3 村上開明堂七間町第2ビル 1F

開館時間:10:00〜19:00
休館日:月曜日

JR静岡駅北口より徒歩12分

中勘助文学記念館

  • 奈木 和彦

中勘助文学記念館

〒421-1201 静岡市葵区新間1089-120

Tel:054-277-2970

開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日
※駐車場あり

しずてつジャストライン「藁科線」
「新静岡セノバ」2番のりば または
「静岡駅前」3番のりば乗車、
「見性寺入口」下車