2018-10-31

10月28日・ヒロバにて数々のイベントが開催されました!

10月28日(日)はめぐるり関連のイベントが盛り沢山!

多くの皆様が訪れて賑わった東静岡アート&スポーツ/ヒロバ、数々のイベントの模様をご紹介いたします。

まずはキリンの彫刻とともに、今やヒロバの顔として普段から多くの皆さんの目に留まっている「コンテナ・アートベース」。

昨年、静岡大学と常葉大学の学生さんとともに色鮮やかに壁面を塗られて以来、壁面に入り口が付けられ内部がギャラリーに改造されるなど、少しずつ改良が加えられています。

そんなコンテナの壁面が、今回コンテナ・アートベースの作者である彫刻家の岩野勝人(まさひと)さんの手によって、さらに新しく生まれ変わりました!

色とりどりのペンキをスポンジに含ませ、壁面の塗替えスタート。

今回塗り替えられるコンテナは、長さ40フィート(約12メートル)という巨大なもの。

岩野さんの元教え子さんである、川本さん(左)と佐藤さん(右)も京都から駆け付けてくださって、この大作業に取り掛かります。

おふたりは岩野さんのワークショップにも何度もスタッフとして参加しているとのことで、3人の連携はバツグン!

スポンジ、そして時には筆も用いて繊細な作業もこなしながら、指示を出し合い巨大なコンテナの壁面をあっという間に鮮やかに塗り替えていきます。

これまでは緑や黄色の色合いの強かったアートベースの壁面でしたが、今回は打って変わって夜のような青い下地。

その上に明るい色彩が置かれていきます。

果たして、その出来上がりは・・・?

なんと! まるで天使のような輝く大きな羽根が誕生!!!

 

真ん中にこうして立つことで、ステキな翼を生やすことが出来る新しいアートベースの壁面に生まれ変わりました。

作業に取り掛かった3人も、さっそく記念写真をパシャリ!

周りで完成を見守っていた皆さんも我先にと集まってきて、思い思いのポーズを決めてハイ・チーズ!!!

これは新たな静岡の名所になりそうな予感!!!

そして作業はまだまだ続きます。

キリンと並ぶもうひとつのコンテナの横に、今度はなんと「ゴリラ出現!」。

マウンテンゴリラのかたちに切り出した金属板を巧みに加工し、2匹目の動物をヒロバへと登場させる様子を、岩野さんが公開制作で披露していきます。

ここで登場するのが、この黒板塗料。

12フィートコンテナの内側に、お絵かき黒板を登場させたときにも活躍したこの塗料。

今回はなんと金属製のゴリラまで黒板に変えてしまいます!

そうして出来上がったマウンテンゴリラがこちら!

リアルなゴリラの黒板に自由にお絵かき出来るチャンスなど、そうそうありません!

しかもこちらはコンテナの外側に設置されているため、誰かに伝えたいメッセージなどを残して、いつでも皆さんに見てもらうことが出来ます。

この場所を静岡のアートの秘密基地に、という岩野さんの計画にまさにピッタリの新黒板。

いろいろな使い方が期待できそうです。

 

午後からは、出来上がったばかりのアートベースの前で、造形家・白砂勝敏(かつとし)さんのワークショップ「ディジュに挑戦 ~初心者向け〜」。

コンテナギャラリーの展示にも登場する、オーストラリアの管楽器「ディジュリドゥ」を、演奏家でもある白砂さんに教わりながら吹いてみる体験の時間です。

ディジュだけでなく様々な打楽器なども登場し、さらにはペインティングに参加した川本さんと佐藤さんも体験に合流!

中には思わず踊りだして、白砂さんの演奏と即興のセッションを初めてしまう方も!

独特な音色と軽快なリズムに誘われて、道行く人も気付いたら参加しているという、楽しい時間がヒロバに流れました。

    

 

このようにイベント盛りだくさんだった28日のヒロバ。

実は同時に、写真家・鈴木涼一(りょういち)さんの作品のされている静岡県立美術館でもワークショップが開催されていました。

そちらのご様子はまた別の機会にお伝え致しますが、まだまだ今年のめぐるりでは他にもたくさんのイベントが予定されています。

ぜひ皆様もご参加になり、さらに今年のめぐるりを味わい尽くしてください!

(文・吉村)

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