野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』参加者募集!

めぐるりアート静岡2019 参加作品
野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』

アーティストと場と人をつなぐ現代アートの展覧会『めぐるりアート静岡』。本年度はパフォーミングアーツも取り入れてより多様な創造の場を生み出します。今回パフォーミングアーツ部門を担うのが、「踊る『熊谷拓明』カンパニー」を主宰する振付家・ダンサー熊谷拓明。

熊谷は元シルク・ドゥ・ソレイユに所属し、3年間カナダで多くの舞台を経験。帰国後は、「踊る『熊谷拓明』カンパニー」を立ち上げました。自ら作、演出、振付を手掛ける作品を『ダンス劇』と呼び、独特のゆるい台詞としなやかな動きで、物語を繰り広げる作品を数多く発表。独特のメソッドを使用したワークショップも定評があり、プロアマや老若男女問わず、その状況にあったワークを通して身体の可能性を伝えています。

今回は熊谷とともに野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』に出演する方を募集します。ダンス経験の有無は問いません。好奇心を持って取り組んで頂ければ大丈夫です。本番は『めぐるりアート静岡』期間中に会場のひとつ「東静岡アート&スポーツ/ヒロバ」で上演します。ぜひ一緒に熊谷ワールドを秋空の下で披露しましょう。みなさまのご参加をお待ちしております。

熊谷氏からひとこと ————————
人と人との間で感じた事を、ヒロバで感じる事をしっかりと投影出来る方々と作品を作りたく思っています。 幸せっぽく見えたり、切なそうに見えたりする必要はありません。 そこに居る事を目指します。

[ 募集要項 ]

野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』
振付・演出・出演:熊谷拓明
音楽:佐々木優樹(ギターリスト、作曲家) ほか
場所:東静岡アート&スポーツ/ヒロバ Google Map
公演日時:10/26(土) 14:00、27日(日) 11:00、14:00(全3公演)

■応募方法
 メールで必要事項(名前、性別、年齢、メールアドレス) を記入し、
 entry@scpf.shizuoka-city.or.jp (公益財団法人静岡市文化振興財団)まで送信してください。

■応募締切 8/26(月)

■募集人数 最大15名
 応募者多数の場合8/27(火)の公開ワークショップ(オーディション)にて選考。

■参加費 無料

■スケジュール
1)公開ワークショップ(オーディション) 8/27日(火)19:00 – 21:00  会場:静岡市民文化会館
2)稽古 9/14(土) 13:00 – 17:00 、10/5(土) 13:00 – 17:00、10/19(土) 13:00 – 17:00会場:静岡市民文化会館リハーサル室ほか
3)ゲネプロ 10/26(土) 11:00 (公開で行う予定)
4)公演:10/26(土) 14:00、27日(日) 11:00、14:00(全3公演)
   *時間は変更の可能性もあり。

■ 応募条件
・ダンス未経験者OK
・公開ワークショップと全てのワークショップ(全3回)、本番に参加できる方
 (スケジュールが難しいが参加を希望する方はお問い合わせください)

■お問い合わせ: 公益財団法人静岡市文化振興財団 (054-255-4746)(平日8:30~17:30)

熊谷拓明

[ プロフィール ]

熊谷拓明 くまがいひろあき
ダンサー・振付家/東京在住

1979年札幌生まれ。
小学生時代に生まれて初めて観たミュージカルに衝撃を受け、
独学で歌い、踊り、家族に1人ミュージカルを披露する日々を送る。

独学に限界を感じ高校入学と同時に札幌ダンススタジオマインドの門を叩き、
恩師となる宏瀬賢二のもと歌うことを忘れダンスをする日々を送る。

23歳で上京。
根拠のない自信を踏みにじられボロボロの日々を送る。

くじけかけた28歳の冬受けたオーディションに受かり
シルク・ドゥ・ソレイユ新作(当時)『Believe』に出演する事がきまり渡米。
約3年間で850ステージに出演、不思議な日々を送る。

帰国後、自ら作、演出、振付を手掛ける作品を『ダンス劇』と呼び、独特のゆるい台詞としなやかな動きで
物語を繰り広げる作品を数多く発表。

舞台上で『食べる』『喋る』『鼻歌を歌う』『歩く』『躍る』などをスルスルこなす、とにかく自然である。

「めぐるりアート静岡 2019」
まちをめぐって、今を生きるアートを紹介してきた展覧会。
7回目を迎え、今年はパフォーミングアーツを巻き込んで、市内4カ所+α(野点)で開催します。8組の多彩な表現に出合うことで、見慣れたまちが違って見えるかもしれません。

野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』
ダンサー、振付家の熊谷拓明と一般公募ダンサーによる野外ダンス劇『近すぎて聴こえない』をJR東静岡駅北口前の「東静岡アート&スポーツ/ヒロバ」で上演。公募ダンサーは熊谷の指導のもと、ワークショップを重ねつつ創作する。ダンス劇とは熊谷が行う創作表現で独特のゆるい台詞と一見ダンスに見えないしなやかな動きも多用しながら物語を繰り広げることに特徴がある。今回は公募ダンサーと共に野外でのダンス劇に挑む。

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