石上和弘「船に浮かぶ形/船が浮く形」 全作品、展示完了!

東静岡駅南口のグランシップで、4月18日(土)から始まった「めぐるりアート+」2020年度前期展示、石上和弘さんによる「船に浮かぶ形/船が浮く形」では、3階エスカレーター付近に《天地雲》が設営され、これで全ての作品の展示が終わりました。

グランシップはコロナの影響で、3月に入った頃から館内の劇場や大中のホールの公演はほぼ全てが中止、また展示室の催しもほぼ全て中止され、館内には人影はありません、、、。
石上さんの展示も、実際に観ることで建物や空間と一体となった姿を体感できるのですが、、、。

それでも全ての展示が終わりましたので、まずはウェブ上で紹介させていただきます。
最初は屋外、建物南側遊歩道に面したショーウィンドウの《鏡富士》から、、、。

次に、1階エントランスホールの《浮雲のインスタレーション A》。

エスカレーターで3階に上がると、昨日設営を完了した《天地雲》があります。

3階は大ホールのホワイエになっていて6階まで吹き抜ける大空間。
その2つのフロアは長いエスカレーターで結ばれていますが、まず3階から6階を見上げると、頭上はるかに茜色の「雲」が浮かんでいます。

エスカレーターで6階に昇ってみると、、、。《浮雲のインスタレーション B》を間近に見ることができます。

これで館内の「めぐるり」は終了、、、。今年9月7日(月)まで開催しています。※休館日はグランシップ・ホームページをご確認下さい。
コロナが少しでも早く収束に向かい、この「壮大な船」に挑んだ石上さんの作品を、より多くの皆さまに観ていただくことを願っています。

文:白井嘉尚  写真:グランシップ撮影サポーター 平尾正志

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