2018-11-06

白砂勝敏さんワークショップ「みんなでディジュを吹きましょう〜初心者から上級者まで〜」開催されました/ヒロバ

3日に開催されたパーカッションのワークショップに続き、4日には白砂勝敏さんの「みんなでディジュを吹きましょう〜初心者から上級者まで〜」がヒロバにて開催されました。

ディジュリドゥとは、オーストラリアの先住民アボリジニに伝わる民族楽器。

通常はシロアリに食べられ筒状になったユーカリの木から作られているといいます。

大地の響きのような、という白砂さんの言葉の通り、一度聞いたら忘れられない、身体の芯まで響くような独特の音色を出すことが出来る珍しい楽器です。

今回の主役はこのディジュなのですが、お知らせをよくみると気になる一文が。

各自お持ちになれるディジュ・・・!?

果たしてディジュをお持ちになられる方はどれほど居るのか?と少々不思議に思いながら、当日会場へと足を運んでみると・・・。

居ました!!!

なんと様々なディジュを持つ多くの人々がヒロバへと集結しているではありませんか!!!

しかも各々持ち寄ったディジュを思い思いに自在に鳴らしており、既にあらゆるところから上級者の風格が溢れだしています。

そして当然のように開始される白砂さんとのディジュセッション!!

確かにタイトルに「初心者から上級者まで」と付いていた・・・と呆気に取られている間にも、セッションはどんどん盛り上がりを見せていきます。

パーカッションや、飾り玉の付いたヒモを巧みに使って踊るダンサーの方(白砂さんの奥さま)も次々と加わり、もはやちょっとしたライブのような状態に!

 

もちろん、会場には正真正銘の初心者の方も。

名人たちの奏でるリズムに合わせ、ディジュやコンガ、マラカスなどで演奏に参加。

一員となって音楽をともに楽しみます。

さらに登場する新たな未知のメンバーと楽器。

覆面の人物が持っているのは、「こきりこ」という楽器。

竹で出来た日本の民族楽器で、「こきりこ節」という古くからある民謡を歌って踊るときなどにも用いられるとか。

遂にはギターやキーボードまで加わり、次々と即興で様々な演奏が繰り広げられていきます。

それに合わせて歌い、踊り、皆が自由に各々の音楽を奏でる・・・。

思わず楽器を持ってそこに混ざらずには居られなくなる、そんな至福の時間がヒロバに流れました。

 

演奏が終わると、参加者の胸には心地よい高揚感。

偶然この場を訪れた人にも、音楽の持つ楽しさがきっと存分に伝わったはずです。

素晴らしい盛り上がりを見せたこの日のワークショップでしたが、今週末には白砂さんによるライブ演奏も予定されており、もちろんそこではディジュリドゥも登場!

魂を揺るがす白砂さんのディジュ演奏を、ぜひ皆さま生でお楽しみください!!

(文・吉村)

◆白砂勝敏 ディジュリドゥ・ソロライブ 日時:11/10(土) 14:00~14:30[雨天中止]

◆白砂勝敏(ディジュ)×KAERU(カリンバ) “宇宙の記憶”ライブ 日時:11/11(日) 13:00~14:00[雨天決行]

 

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